
ペパーミント
肌への効果 : 皮脂分泌を抑える、冷却作用、血管収縮作用、殺菌消毒作用、皮膚の軟化
シソ科ハッカ属の多年草。
学名Mentha piperita。
ギリシャ神話の妖精ミンテがミントの名前の由来。
和名はコショウハッカ、セイヨウハッカ。
ペパーミントは、スペアミントとウォーターミントの交配種。
成分:
メントール、フラボノイド、アズレン、タンニン、ロスマリン酸など
抗炎症作用や冷却作用があり、肌のかゆみに効果があります。
ニキビ予防、脂性肌のヘア。
日焼けや虫刺されに効果がある。

アルコールで抽出
日焼け、虫刺さされ、防虫効果、冷却作用、皮脂抑制とくれば、季節は夏。
無水エタノールにつけ込みました。

上はつけ込んだ当日、下は4週間後です。
ペパーミント16g、無水エタノール100gです。
瓶は150cc程度の大きさで、ジャムの瓶です。
保存は栄養ドリンクの空き瓶(100cc)を使用しました。
できあがったエキスは緑。
緑の葉っぱなので、そのまんまの色です。
夏向きのさわやかな色、香りのペパーミント軟膏ができるはず。
ペパーミント軟膏
ペパーミントを漬け込んだエキス 5g
白色ワセリン(サンホワイト) 5g

ステンレスの容器(計量カップ)にエキスとワセリンを入れ、湯せんしながらかき混ぜる。
温度が下がってくるので、お湯を再度加熱し、湯せん。
(引火の恐れがあるので、火を使うときは容器を遠ざけておくこと!)
しばらくするとアルコールが飛び、アルコール臭がなくなる。
保存用の容器に流し込み、完成。

ペパーミント軟膏はもちろん緑でしたが、爽やかなミントグリーンではありません。
ダークグリーン、青汁、草の汁という感じです。
ペパーミントの香りは一応します。
どうやら加熱により飛んでしまったようです。
メントール感は少しありますが、どちらかといえば草臭いような...
唇に塗るとすっとする感じがありました。
たしかにミントです。
手だと少しだけ...わずかにすっとする感じです。
ミントの香りは飛びやすいので、仕上げに少し精油を落としたほうがいいかもしれません。