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布ナプキンの洗濯
布ナプキンの洗濯 布ナプキンの洗濯 1
布ナプキンは布なので、何度も使います。毎回、洗濯して。 未知の物なので、洗濯も悩むかもしれない。
でも、とっても簡単。 使った布ナプキンを、軽く洗って水につけておくだけ。 血は、水につけておくと、だいたいは布から浮き上がってとれます。 ただし、血はたんぱく質なので、お湯にはつけないこと!
卵と同じで、お湯に入れると固まってしまい、とれなくなります。 だから常温の水につけること。 そして、気になる臭いも、蓋のついたバケツに入れておけば大丈夫。

でも、水にあるものを溶かしておくと、もっと確実にきれいなり、 雑菌の繁殖を防げます。(ピンク化も防げる)
水に溶かすものは、アルカリ助剤と呼ばれるものです。 石けんの助剤として、洗濯石けんにも配合されています。 石けんの溶け残りを減らし、洗浄力を上げ、石けんの使用量を減らすことができます。

主のなのは、次の3つ。


アルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)
pH9.8の弱アルカリ性。
水に溶けやすく、結晶状で扱いやすく、長期間保存も大丈夫。 絹・毛の洗濯にも使えるほど、マイルドな洗浄剤。
使う量は、30Lあたり大さじ2。
布ナプキンをつける水の量は少ないので、使うのは小さじ1程度かな。


炭酸ソーダ(炭酸塩)
pH11.2のやや強いアルカリ性。
水に溶けやすい。保存するときは、湿気に注意。 アルカリウォッシュより強力な洗浄剤で安価。
使う量は、30Lあたり大さじ1。
布ナプキンのつけおきに使う量は、アルカリウォッシュの半分。 だから、小さじ1/2くらい。でもこっちのほうが安い。 ただし、強いアルカリ性なので、特に肌の弱い人は手袋を。


重曹(重炭酸ナトリウム)
pH8.2のごく弱いアルカリ性。
やや水に溶けにくい、長期保存可能。 洗浄力は他の2つより弱いけれど、消臭効果があります。
食品なので安全性は高い。 食べたり、入浴剤としてお風呂に入れたり、掃除に使ったりするので、 うちではまとめ(5〜10Kg)買いします。

うちではつけおきには、安くて、少量で済む炭酸ソーダ(炭酸塩)。
蓋付きの小さめのバケツ(5L)に、 水と炭酸ソーダ(炭酸塩)を少し入れてます。 臭い消しのために、エッセンシャルオイルを使う人もいます。 私は使ったことがないので、わからないけれど、 殺菌効果のあるティーツリーがよく使われているようです。
布ナプキンの洗濯 布ナプキンの洗濯 2
使用後の布ナプキンは、つけおきした後に洗濯。 洗濯した後は、日光消毒を兼ねて外に干す。
手洗いしたほうが、布が傷まず長持ちします。 でも、私はそれが面倒なので、他の洗濯物と一緒に 洗濯機に入れて洗濯してます。

他のも洗濯物と一緒にというのに抵抗があるけれど、 手洗いするのも面倒だという人、こんなのがあります。

電気バケツ。
簡易洗濯機といったらいいかな。 プラスチックのバケツの底にモーターがついている。 そして、ダイヤルが二つ。 タイマーと水流(標準/弱水流)のダイヤル。 ミキサーが大きくなったような感じ。(もちろん刃はついてないけど)
バケツ部分(上部)と下のタイマーなどがついている所とが、離れるようになっている。 ちなみに、このバケツのキャラクターはアライグマだった...と思う
使い方は、バケツに水を入れ、洗濯物と洗剤を入れてタイマーのダイヤルを回す。 時間がきたら止まるので、バケツ(上部)をかかえあげて、中の水を捨てる。 脱水なんて気の利いた機能はないので、手でしぼるか、洗濯機で脱水する。 そして、また水を入れてすすぎ。 あるいは、電気バケツを使わず、手作業ですすぐ。 少量の洗濯物を洗うのに便利というのが売り。
が、使ってみるとその便利さがいまいち...私には感じられなかった。 結局あまり使わずに...布ナプは他の洗濯物と一緒に洗濯機へ。

さらに広告に、赤ちゃんのおむつを洗うのにもいいとあった。
それならばと、入れて洗ってみた。 が、入れすぎで(遠心力により)バケツが倒れそうになってしまった...慌てて終了。 輪のおむつが2、3枚くらいしか入らない。 というわけで、おむつを洗うのもあきらめた。 でも、布ナプキン1日分くらいならちょうどいい量かもしれない。

悪いところばっかり書いたけれど、もちろん良いところもあります。
洗濯機と比べると、少量の水で済むし、手で何枚もゴシゴシ洗う手間もない。 洗濯機で洗うよりも、布を傷めない。 水の入った重いバケツを持ち運びするという手間はあるけれど どうしても他の洗濯物と一緒にできない、そして手洗いも嫌という人には このバケツもいいかもしれない。
つけおきもこのバケツにするという人もいるみたい。 つけおき用のバケツとしては、大変高価...1万円弱。 お財布に余裕のある方に、おすすめのバケツ?!です。
布ナプキンの洗濯 布ナプキンの洗濯 3
長く使っていると、布ナプキンがピンクになることがあります。
濡れた状態で放っておくと、菌が繁殖しピンクになるらしい。 人体には無害なものらしいけれど、見た目が良くないし 菌がついてると思うと、使うのが何だか嫌になる...。
そんなときは、煮洗い。詳しくはこちら
私は、布ナプキンはしたことはないけれど、ガーゼやタオルをしたことがあります。 本当にきれいなります。 ピンクになっているのは見つけたら、捨ててしまう前に一度お試しを。 鍋でグツグツ煮なくても、洗面器などに熱いお湯を入れてやっても 十分きれいになると思います。