ホーム > ハーブ > ラベンダー

ラベンダー
ラベンダー ラベンダー
肌への効果 : 抗菌、殺菌、抗炎症
シソ科。常緑小低木。
学名Lavandula angustifolia。
Lavandulaは、「洗う」という意味のラテン語lavoやlavareに由来するといわれる。
成分: リナロール、酢酸リナリル、ラバンジュロールなど
殺菌作用、消炎作用、創傷治癒作用などの治癒作用を持ちます。 乾燥肌、敏感肌などにも合うだけでなく、皮脂分泌の多い脂性肌、加齢肌などすべてのタイプに使えます。
ラベンダーが火傷に効くというのは有名です。 日焼けによる炎症を鎮めたり、痛んだ肌のケアにも。 皮脂分泌を調整する作用もあるので、頭皮のケアに有効です。
香りにリラックス効果があり、安眠にラベンダーというのも有名です。
ラベンダーでスキンケア
ラベンダー アルコールで抽出
始めて精油を買うなら、まずはこれといわれるくらいポピュラーな存在です。 万能薬といわれるラベンダー。 いろんな肌タイプの人が使えるその軟膏を作ろうと思い、ラベンダーを取り寄せました。
無水エタノールにつけ込みました。
ラベンダー_1日目
ラベンダー_4週間後
上はつけ込んだ当日、下は4週間後です。
ラベンダー14g、無水エタノール85gです。
瓶は150cc程度の大きさで、ジャムの瓶です。 保存は栄養ドリンクの空き瓶(100cc)を使用しました。
できあがったエキスはラベンダー色(紫)...といいたかったが、緑です。 花の色じゃなくて、茎の色が出た?
以前ローズレッドを漬けたら赤くなかったので、ラベンダーも都合よく美しい薄紫なんてことはないだろうとは思っていましたが、緑とは... 薄いグレーになるんじゃないかと思っていました。
ローズマリーは鮮やかな緑、ローズレッドはベージュがかった薄いピンク。 では、ラベンダーは...エキスの色は紫ではなく、緑。 なので、ラベンダー軟膏がラベンダー色になる可能性は低い...
ラベンダー軟膏
 ラベンダーを漬け込んだエキス 5g
 白色ワセリン(サンホワイト) 5g
ラベンダーと白色ワセリン
ステンレスの容器(計量カップ)にエキスとワセリンを入れ、湯せんしながらかき混ぜる。
温度が下がってくるので、お湯を再度加熱し、湯せん。
(引火の恐れがあるので、火を使うときは容器を遠ざけておくこと!)
しばらくするとアルコールが飛び、アルコール臭がなくなる。 保存用の容器に流し込み、完成。
ラベンダー軟膏
やはりラベンダー軟膏は緑でした。
ラベンダーの香りがします。 ラベンダーはよく「さわやかで、甘いフローラルの香り」といわれます。 が、今回できたのは、さわやかが強く、甘さがない感じのものでした。 種類、産地、時期で香りが異なるので... 次に作るときは、別の店のものを買ってみようと思います。