ホーム > ハーブ > カモミール

カモミール
カモミール カモミール
肌への効果 : 美白効果、消炎、保湿。
キク科の一年草。
りんごの様な甘酸っぱい香り。 消炎剤・婦人病の薬などに用いられていた。 リラックスがあり安眠の薬ともいわれている。 和名はカミツレ、日本では昔から入浴剤として使われていた。
成分: フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)、精油(ビサボロール、カマズレン)
西洋の民間薬として有名です。 ジャーマンカモミール、ローマンカモミールがありますが、現在はジャーマンのほうが多く流通しているようです。
強い消炎や保湿、肌荒れの予防、にきび肌のために配合されています。 シミやソバカスの生成を抑える作用もあり、美白化粧品にも使用されています。
カモミールといえば西洋ハーブですが、日本でも昔からカミツレという名で入浴剤として使われています。 体を温める、保湿、肌荒れに効果があるといわれています。 香りによるリラックス効果もあります。
抗アレルギー作用がありますが、キク科アレルギー(ブタクサ、アスターなど)がある方は、カモミールでもアレルギーが出る場合がありますので、ご注意を。
カモミールでスキンケア
カモミール アルコールで抽出
効果は保湿、美白、抗炎症。 ドイツでは昔から万能薬といわれ、最近ではアンチエイジング効果もあるといわれています。 それに美白の効果が有名ですよね。 これはぜひ作ってみなくては!
ホワイトリカーにつけ込みました。
カモミール_1日目
カモミール_2週間後
上はつけ込んだ当日、下は2週間後です。
カモミール10g、ホワイトリカー100gです。
瓶は150cc程度の大きさで、ジャムの瓶です。 保存は栄養ドリンクの空き瓶(100cc)を使用しました。
できあがったエキスは黄色です。 そして、甘酸っぱい香り。 この甘い香りは、和漢生薬ではないものですから... やはりハーブもいいなと思う瞬間です。
アンチエイジングに効くというのは、カモミールティだそうです。 肌に塗るんじゃなくて、飲む!
肌に塗っての効果は少しです。 せっせと塗るよりも口に入れるものに力を注いだほうがいい。 そして、睡眠と運動が大事。 とわかってはいるものの、ついつい即効性を求めて、直接肌に塗ることに目が行ってしまいます。
老化とは糖化だそうです。 糖化とは、糖がたんぱく質が結びついておこる。 血糖値を急激に上げると老化するってことです。 カモミールティを飲むと血糖値が上がるのがゆるやかになる、だからカモミールにアンチエイジング効果ありということになるそうです。
この糖化は、目で見ることができます。 ホットケーキの色です。 おいしそうなきつね色、この色こそが糖化です。 砂糖とたんぱく質(卵、牛乳)で、老化した結果がきつね色ってことです... この色があるからこそおいしそうなのに老化って言われるとちょっといやな感じですね。
以前どこかのサイトで、ホットケーキの色と砂糖の関係について書かれていたのを見たことがあります。 砂糖が入っていないと白いホットケーキができあがり、砂糖の量が増えていくにつれて色が濃いホットケーキになるというのが写真ともに紹介されていました。 それを見るまでは、砂糖が入っていなくても茶色に焼けるのだと信じていました。
人間も糖をとりすぎると、きつね色(シミ)
でも白いホットケーキはおいしそうに見えないし、おいしくない。 やっぱり甘いのが食べたい! 老化は嫌だけど、糖も食べたい。
食べないのは無理なので、なるべく血糖値が上がらないように食べる! 食べる順番によって変わるようです。 野菜、たんぱく質、糖質の順にすると上がりにくい。 野菜から食べ始めて、最後に糖質(炭水化物、糖分)。 3時のおやつに甘いものを食べるより、食後に続けて甘いものを食べるほうがいいってことです。 そしてカモミールティを飲めばさらに良し......そうかそうか、食後にデザートっていいんだと調子に乗って食べ過ぎる(笑)
カモミールでスキンケア 2
カモミールを無水エタノールに漬け込みました。
カモミール(無水エタノール)_1日目
漬け込んだ当日の写真です。2週間後を撮るのを忘れました。
カモミール12g、無水エタノール90gです。
瓶は150cc程度の大きさで、ジャムの瓶です。 保存は栄養ドリンクの空き瓶(100cc)を使用しました。
なぜ無水エタノールに漬け込んだのかというと、ワセリンを使った軟膏を作るためです。 ローズマリー軟膏は保湿力があるのですが、すでに荒れてしまった肌にはちょっと刺激的...
そこで、デリケートな肌にも使われるカモミールで作ってみました。
カモミール軟膏
 カモミールを漬け込んだエキス 10g
 白色ワセリン 10g
カモミールと白色ワセリン
ステンレスの容器(計量カップ)にエキスとワセリンを入れ、湯せんしながらかき混ぜる。
温度が下がってくるので、お湯を再度加熱し、湯せん。
(引火の恐れがあるので、火を使うときは容器を遠ざけておくこと!)
しばらくするとアルコールが飛び、アルコール臭がなくなる。 保存用の容器に流し込み、完成。
カモミール軟膏
やや緑がかった黄色の軟膏ができあがりました。
ガサガサになった手に使ってみました。 刺激もなくしっとり、カモミールの香りがします。