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手作りコスメ
No.6 美肌水
美肌水
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作成日:2008年7月8日
原料 精製水 カップ 1/2
  尿素 小さじ 1/2
  グリセリン 小さじ 1/4
自己評価 : ★★★
1.精製水に尿素、グリセリンを混ぜる

有名な美肌水です。 一般的なレシピは、量が多くて尿素を50g使う。 そんなに必要ないので、少しだけ作ってみました。 そして、ラベンダー精油を1滴加えました。

美肌水は保湿力が高い。 尿素には、タンパク質を分解する働きがあります。 角質の剥がれ、肌が柔らかくすべすべになります。 でも角質だけでなく、未熟化な層まで影響することも考えられます。 短い期間で効果を感じられる物ですが、長期間使うにはちょっと注意が必要な物です。

尿素を使った化粧水は、いつも足に使っていて顔用は初めて作りました。 使い始めると、高い保湿力を実感。 さらに数日で、顔色が明るくなったように感じられました。 尿素、すばらしい!!
で、ここで止めておけば良かったのに、やっぱりやってしまった。注意が必要だとわかっていたのに...
洗顔後、いつものように顔につけた。 ついでにデコルテ部分にもペタペタ。 うんうん、しっとりしていい感じ。 午後、公園に出かけた。7月上旬の天気良好、暑い日の昼間だった。 しばらくすると、痒い。デコルテ部分がどうも痒い。 その日は、首周りが広い服だった。紫外線の影響か?  顔は痒くない。顔よりデコルテ部分の皮膚が薄いのか、日焼け止めを塗っていない部分だからか... 見た目には変化はなかったが、翌日まで痒かった。もっと尿素を少なくした方がいいかもしれません。

教訓:尿素には注意。 尿素を使ったら、紫外線などの刺激にも注意しなければいけない! ...です。
危険が大きいので個人的には、尿素を顔に使うことはおすすめしません。
No.7 日本酒化粧水
日本酒化粧水
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作成日:2008年8月7日
原料 日本酒 100cc
  ハーブ、生薬、緑茶等 10g
  グリセリン 少量
1.日本酒にハーブ等をいれ、1週間ほど漬け込む
2.ハーブ等をこし、グリセリンを加える

肌にアルコールがあわない人は、精製水で2倍位に薄めたり、アルコールを飛ばす必要があります。 問題がない人ならばそのまま使えます。
日本酒には保湿力があるので、グリセリンが不要の人もいます。 足りない人は、ほんの少しだけ加えてください。
No.8 ビタミンCローション
ビタミンCローション
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作成日:?年?月?日
原料 ビタミンC誘導体
 (リン酸アスコビルナトリウム)
 1g
  精製水 15〜30g
  グリセリン 適量
自己評価 : ★★★
1.リン酸アスコビルナトリウムの粉末を精製水に溶かす
2.保湿剤(グリセリン等)を混ぜる

美白、小ジワやたるみ防止、肌の若返りの効果が期待されるビタミンC誘導体。 溶けにくいので、よく振って溶かします。 これが配合された化粧水を買おうとすると、とても高いので原料を買って作りました。 作ったといっても、水に溶かしただけですが...
魅力的なものですが、これをつけると刺激があり、肌が乾燥します。 保湿剤を加えるか、これをつけた後にしっかり保湿する必要があります。
肝心の効果ですが、効いているようないないような...白くなったような気もするかな?  1gずつパックになっているものを持っていて、時々精製水でとかして使っているのですが... やっぱり、ずっと続けなければならないかな...。あまり使用感がよくないので、すぐ止めてしまって。
怪しげな安いイオン導入器(1000円弱)を買ってイオン導入というものをやってみたこともあります。 化粧水の場合よりも濃いめに作ってするのですが、濃いせいか肌にきつくて、これは止めました。

ビタミンC誘導体には、水溶性と油溶性があります。 油溶性のほうが肌への刺激が少ないというので、今度は油溶性を買ってオイルに入れて使ってみようかな?  水溶性と油溶性の両方の性質をもったビタミンC誘導体(パルミチン酸リン酸アスコビル)というのもあって、乾燥肌でも使えるし、浸透力が高いらしい。 お値段も高いのですが、思い切ってこの新型を買ってみるか?!

<< 追記 >>
油溶性のを買って使いました。
刺激が少ないというのは嘘でした(私には、です)
合わなかったようで痒くなりました(-_-;)
No.9 ローズウォーター化粧水
ローズウォーター化粧水
作成日:2019年5月14日
原料 ローズウォーター 10ml
  精製水 40ml
  グリセリン 小さじ1/4(1.25ml)
自己評価 : ★★★★
1.ローズウォーター、精製水、グリセリンを混ぜる

ローズウォーター(バラ水)はバラの精油を製造する際の副産物です。
抗酸化作用と抗菌作用があります。 保湿効果もあります。 お肌や髪にいい作用があります。 香りにも作用があって、女性ホルモンの分泌、細胞の活性化を促進も期待できるとか。
特に衰えを感じるお年頃の人にはおススメ。 つまり私向き(笑)

以前はバラの精油を買ってたんですが、とにかくバラは高い。
化粧水を作ると精油が分離して、容器が汚れるし洗いにくい。 効果は精油のほうが上だと思われますが、高くて面倒。私向きではありません(^_^;)
フローラルウォーター(芳香蒸留水)はお手頃で簡単、保湿剤(グリセリン等)を混ぜるだけ。
道具
以前はガラスの容器などローション専用の容器を買ってましたが、それも面倒になって、今じゃこういう色気も可愛げもない容器です。でも実用的ですよ(笑)
目盛り付き投薬用ボトルです。 目盛りがついているので、ローションを作るのにピッタリ。 蓋にも目盛りがついてます。
道具はこのボトルと計量スプーン(小さじ1/4)のみ。
ローズウォーター化粧水製作中
蓋でローズウォーター10mlを計り、計量スプーンでグリセリンを計りボトルに入れて、精製水を50mlの目盛りのところまで入れるだけ。

薄めずそのままローズウォーターを化粧水として使う方法もあります。 もちろん薄めたレシピのほうがお安いです(^_^;)
No.10 アプレシエ化粧水
アプレシエ化粧水
作成日:2019年6月18日
原料 アプレシエ(APPS)粉末 1ml
  精製水 約50ml
  1,2-ヘキサンジオール 1ml(2%)
  グリセリン 0.5ml(1%)
自己評価 : ★★★★
1.アプレシエ粉末(ビタミンC誘導体、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)、精製水、1,2-ヘキサンジオールを混ぜる

容器はあらかじめ洗浄して、中に消毒用エタノールを3プッシュほど吹きかけて消毒してます。

ビタミンC誘導体には、速攻性が高い水溶性と、ゆっくり長く効く油溶性があります。 今までに私も使ったことがあります。
水溶性:
 リン酸アスコルビルナトリウム(APS)
 リン酸アスコルビルマグネシウム(APM)
油溶性:
 テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)

水溶性のマグネシウムのほうはオイリー肌向けです。 私がつけるとバリバリ、痛い...乾燥してツッパリます。 皮脂を抑えてくれるので、皮脂に悩む人にはおススメです。
ナトリウムのほうは、マグネシウムよりツッパリ感が少なめ。 それでも乾燥するので保湿が必要です。
油溶性のは、乾燥感が少ない。 これも使ったことがあるのですが、私はこれが最も合わず、痒くなって使用停止です。

それでも懲りずにまたビタミンC誘導体です(笑)
今回は、これ
道具
新型ビタミンC誘導体のアプレシエ(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)(APPS)
水溶性と油溶性の両方の性質をもったビタミンC誘導体。 他のに比べて浸透力がとても高く、乾燥が少ない。 低濃度でも効果あり。 低濃度で使えるので、肌の弱い人も使える。
欠点は安定性。他よりも悪いので少量ずつ作って早めに使い切るようにとのことです。
アプレシエ化粧水の材料
今回の保湿剤は、1,2-ヘキサンジオールです
ヘキサンジオール
長持ちしない物なので、保湿剤で防腐剤であるヘキサンジオールを初めて購入し使用しました。 2%ほどで防腐効果が期待できるようです。 上限は5%。 今回は2%入れましたが、それだけでは保湿が足りなくてグリセリンも1%(0.5ml)追加しました。
この化粧水は泡立ちます。 これはAPPSの特性で問題ありません。 今のところシミが消えたなんてことはありませんが、毛穴が以前よりは目立ちにくくなったと思います。
シミ、しわ、たるみ、くすみ、にきび、毛穴と盛り沢山の効果があるそうです。 全部ほしい( ´∀` )