初めてEMボカシと専用バケツを使って、生ゴミ堆肥化にチャレンジしたとき、失敗しました。
1次発酵後、バケツをあけると臭い、腐っている......暑い時期だったし、ふりかけるEMボカシの量が少なかったのだと思います。
庭があるわけではないので、処理に困りゴミの日に出しました。
教訓、ケチるな!
今度は、以前よりも多くEMボカシをふりかけました。
1次発酵後、バケツをあけると白カビ、そして甘酸っぱいようなにおいがしました。
どうやら、1次発酵は成功。
2次発酵は、プラスチックの道具箱(60Lくらいの箱)に土と混ぜていれた。
そして、蓋をしめた。
しばらくすると大量の虫が発生......ゴミの水分が多かったのだろうか。
蓋を閉めてはいけなかったのだろうか。
ゴミも分解されていない。土が少なかったのだろうか。
またもゴミの日に出しました。
教訓、水分減らせ! 蓋は閉めるな?
いやになって数ヶ月止めていたが、またも挑戦。
特に根拠はないが、今度はなぜか大丈夫?!
無事に1次発酵終了。
またも同じ箱に土とよく混ぜて、さらにその上に蓋をするように土をのせた。
箱の蓋はしなかった。
1週間後、そっと上の土をよけて見ると、ゴミは減ってはいたがまだまだ残っている。
虫も多少飛んでいた。土が少ないのか?
2週間後、まだゴミが残って......広告のように1,2週間でゴミがなくなるっていうのは嘘か??
やっぱり土が足りないのかな?
実家に帰ったときに、畑の土を持ってきました。20Lくらいかな。
2次発酵している箱の中にいれた。
その後ゴミは分解された。
ここを読んで
2次発酵失敗の原因がわかった。
市販の培養土では堆肥化は難しいとのこと。
泥団子ができるような土が必要だという。
うちのベランダで使っていたのは、すべて培養土。
泥団子はできません。
培養土だったからゴミが分解されにくかったのだ。
だから畑から持ってきた土を入れると分解されたのだ。
詳しくないのであまりわからないけれど、
市販の物を買ってくるとしたら、黒土というものになるのかな?
教訓、必要なのは泥団子ができる土!
2008年4月
「EM生ゴミ堆肥は臭くない」といいますが、それは人それぞれで、臭いと感じる人もいます。
そのにおいは「ぬか漬けのにおい」のようだといわれます。
ぬか漬けにあまり縁のない私は、初めてこのにおいに出会ったとき「サイレージ」のにおいだと思いました。
サイレージとは牛の餌で、とうもろこしを密閉して発酵させた物です。
牛用の発酵食品であり、保存食です。
漫画「動物のお医者さん」では、このにおいを「オレンジの香り」と表現してます。
う〜ん、たしかに甘酸っぱい香りともいえる。ただしフレッシュなオレンジではなく、完熟を過ぎそうなオレンジのような...。
どちらも植物を発酵させたにおいなので、似ているのも当然かとも思います。
これは、聞いた話です。
『近くの牛小屋から臭いにおいがする。しかも食事の時間に嫌がらせのように糞尿の処理をする!!』と...
糞尿の処理をしているわけではありません。
人間の食事の時間は、牛の食事の時間。
牛に餌(おそらくサイレージ)を与えていただけです。
サイレージを知らないからか、牛は臭いとの思いが強いからか...。
作っている本人はそうは思わないが、知らない人にはEM生ゴミ堆肥は大変臭いということもあるかもしれません。
ご注意を!
2008年4月