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ソース
ソースの見方 ソースの見方
”D3”を選んで青く塗るマクロを作りました。(自動記録)
D3を青く
これは、VBEで見ることができるソースコードです。
Sub 青く塗る()
'
' 青く塗る Macro
' マクロ記録日 : 2004/7/5 ユーザー名 : むぎ
'

'
  Range("D3").Select
  With Selection.Interior
    .ColorIndex = 37
    .Pattern = xlSolid
  End With
End Sub

「' 青く塗る Macro 」 のように「'」で始まるのは「コメント」。
「コメント」とは、ソースコードに対する注釈...
自分で作っても何をするソースだったのか、忘れてしまうんです、時間がたつと。
だから、これはどういうものだということを書いておきます。
(できるだけ、後で見てわかりやすいような書き方をしたほうがよいです)
「コメント」以外のものは
Sub プロシージャ名()
  ステートメント
  ステートメント
  ステートメント
End Sub

...「ステートメント」とは命令(指示)と考えていいと思います。
複数の「ステートメント」を1つの固まりにするのが「プロシージャ」。
「プロシージャ」は連続した作業...
「Sub」と「End Sub」ではさむことで作業の開始と終了を示しています。

簡単にいうと、
ここでは、「”D3”を選ぶ」、「セルに青を塗る」というのがステートメント。
そして、この2つの指示を集めたもの(連続した作業)である
「Sub 青く塗る()」はプロシージャ ということになります。
2004年7月
ステートメント ステートメント
これは「Subプロシージャ」です。
Sub プロシージャ名()
  ステートメント
  ステートメント
  ステートメント
End Sub

「プロパティの設定」と「メソッドの実行」を「ステートメント」といいます。
「プロパティ」はモノ(オブジェクト)の状態を表し、
「メソッド」はモノ(オブジェクト)を操作する命令。
「オブジェクト」とは、シート、ウィンドウボタン、ツールボタンなど...
プロパティとメソッドは
  • オブジェクト.オブジェクト.プロパティ = 値
  • オブジェクト.メソッド
メソッドは実行を意味するので、「 = 値」は必要ありません。
  Range("D3").Select

これは前のページにあった、「”D3”を選ぶ」です。
「 = 値」がなく操作する命令なので、「メソッド」です。
2004年7月